治療の変化と今後

美少女

 美容外科クリニックが行っているアンチエイジング治療の方法が、近年になって大きく変化しました。一昔前までは、髪の毛の中や耳の付け根の部分にメスを入れ、余分な皮膚や脂肪を切除した上でギュッと縫い縮めるリフトアップ手術が行われるのが一般的になっていました。この方法を採用すれば、皮膚のたるみやシワを確実になくすことができますので、現在でもこの方法による治療を受けている人が存在しています。特に、高齢者など、肌の老化現象が著しい人の場合は、この方法による治療が一番適していると言われています。しかし、メスを用いる手術はリスクが高いので、メスを用いない方法で治療を受けたいと希望する人が多くなってきました。そのため、近年では、特殊な糸を使って皮膚のたるみを改善するフェイスリフト手術や、ヒアルロン酸注射、レーザー治療などが採用されるケースが増えてきています。

 品川美容外科でフェイスリフト手術を受けた人が、術後に腫れや痛みが生じたという理由で品川美容外科を提訴しました。フェイスリフト手術では、針付きの糸で皮膚が引っ張り上げられることになりますので、メスを用いる手術ほどではありませんが、術後に鈍痛や腫れが起こります。起こって当然の症状が発生しただけなのに、なぜ品川美容外科を提訴したのだろうと疑問を感じる人が少なくありませんでしたが、提訴した人の話では、品川美容外科では事前に手術のリスク説明が行われなかったとのことです。手術の前に十分なインフォームドコンセントを行うのは今や常識となっていますから、品川美容外科のように有名なクリニックでそれが行われていなかったというのは考えられない話です。提訴されたことによって、一時的にフェイスリフト手術を利用する人の数が減る可能性がありますが、メスを用いるリフトアップ手術よりダメージが少ない手術方法であることは確かなので、今後はフェイスリフト手術を受ける人が増加するだろうと考えられています。